SIRのライセンス元企業が描く未来の給油体験「Fill ‘n GO」

SIR(統計学的在庫管理)

2024年、キプロスに誕生した新しいガソリンスタンドブランド「Fill ‘n GO(フィリンゴー)」。その名前のとおり、「給油してすぐ出発」というシンプルでスマートな体験を提案するこのブランドは、従来のガソリンスタンドの常識を大きく覆す存在です。

Fill ‘n GOを手がけるのは、40年以上にわたりキプロス国内でガソリンスタンド事業を展開してきたMICHAELAS GROUP。弊社のライセンス元であるドーバー・フューリング・ソリューションズ(DFS)との提携を通じて、「給油=味気ない作業」というイメージを一新し、ドライバーが思わず立ち寄りたくなるような“未来型ステーション”を実現しました。


Fill ‘n GOが描く次世代の給油所

日本の多くのガソリンスタンドは、効率を重視した無機質な設計になりがちです。Fill ‘n GOは、そこにデザインと体験価値を掛け合わせ、まるでSF映画に出てくるようなワクワクする空間を作り上げています。

唯一無二の外観デザイン

宇宙船を思わせるような流線型のフォルムデザインを手がけたDemades Designは、自動車のエクステリアデザインを応用し、流れるような曲線美新素材が魅せる輝きを基調とした独創的な構造で、「未来の技術性能燃料」を提供するという想いを、空間そのもので表現しています。

最先端技術との融合

キャッシュレス決済燃料在庫の遠隔監視運営統合管理システムなど、最先端のソリューションが全面的に導入されています。これらの技術は、弊社がSIRシステムで提携するDFSが提供しており、給油所全体をシームレスかつスマートに機能させています。

ストレスフリーな体験設計

給油だけでなく洗車やメンテナンスにも対応しながら、混雑や待ち時間を最小限に抑えた動線設計。立ち寄って、気持ちよくサービスを受けて、すぐに出発できる──そんな快適な体験が用意されています。


世界的リーダー企業との協業が実現する“理想のガソリンスタンド”

Fill ‘n GO の革新的なサービスステーションを技術面から支えているのが、弊社の SIR(統計学的在庫管理) ライセンス元である ドーバー・フューリング・ソリューションズ(DFS) です。DFS は、アメリカの製造大手「ドーバー・コーポレーション」の一部門であり、燃料流通業界におけるグローバルリーダーとして知られています。

DFS は、英国発の SIR 専門企業 Fairbanks社 をはじめ、Wayne、Tokheim、OPW、ProGauge など、世界的な給油所関連ブランドを統合し、給油機器・液面監視・決済端末・運用管理システムまでを網羅的に提供する、業界唯一の“給油所総合プラットフォーム”企業です。

弊社は2006年、Fairbanks社と日本における SIRライセンス契約を締結し、それ以来、同社の技術力とともに日本市場での展開を行ってまいりました。現在では、その Fairbanks社も DFS の一員として位置づけられており、私たちの提供するサービスは、DFS の包括的な製品・技術体系の一翼を担っています。

このような背景のもと、Fill ‘n GO が目指す「デザインと体験で差別化された給油所」は、DFS の高度な技術と連携されたソリューションによって支えられています。給油機からキャッシュレス決済、燃料タンクの自動監視システムまで、すべてがひとつの仕組みとして連動しているため、現場では高性能かつ効率的な運営が可能に。未来志向の顧客体験を、実際の運用面からもしっかり支えているのです。


こんなステーションが日本にも登場する日は近い?

Fill ‘n GOは、すでにキプロス国内で高い評価を受けており、技術革新とデザイン性を兼ね備えた唯一無二のステーションとして話題を集めています。日本でも同様に、ガソリンスタンドの在り方が問われている中で、このような“未来型ステーション”のニーズは確実に高まっていくでしょう。

DFSのアジア統括責任者が10月に来日予定ですので、日本市場における可能性や、これからの給油体験の進化について、ぜひ意見を交わす場が持てればと期待しています。

参照元:Fill ‘n GO 社は、独自性のある洗練されたステーションデザインをさらに際立たせるため、Dover Fueling Solutions(DFS)の先進技術ポートフォリオを活用しています。

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