SIRと当社の災害対策が支える安心・安全

SIR(統計学的在庫管理)

地震や豪雨などの自然災害が相次ぐ中、社会インフラを担うサービスステーション(SS)には、災害時においても迅速かつ安全な対応が求められています。

特に、地域のエネルギー供給を止めないためには、災害後の早期復旧と施設の安全確認が極めて重要です。

石油連盟刊行の「今日の石油産業2025」でも、SSは「地域のエネルギー供給を支える不可欠な社会インフラ」として、そのレジリエンス強化が急務であると明記されています。

本記事では、災害時にサービスステーション(SS)が直面する課題と、その解決策としてのSIR(統計学的在庫管理)、そしてSIRを支える当社の災害対策についてご紹介します。

災害時にSSが直面する課題

サービスステーション(SS)は、地域のエネルギー供給を支える重要な社会インフラです。

しかし、大規模地震や豪雨などの災害が発生した場合、地下タンクや配管の健全性確認には大きな課題があります。

  • 圧力検査などの法定点検には時間がかかる
  • 異常に気づかないまま営業を再開・継続してしまうリスク
  • 「本当に安全なのか」という不安を抱えたままの運営

できるだけ早く漏えいの有無を確認し、安心して営業を継続したい。

これは、多くの事業者様に共通する切実な声です。

近年は、自然災害の頻発を背景にBCP(事業継続計画)への関心が高まり、非常用発電機向け燃料などの燃料備蓄需要も増加しています。

そのため、災害発生後の早期復旧と安全確認のスピードが、これまで以上に強く求められるようになっています。

災害時課題への解決策:SIR(統計学的在庫管理)

こうした課題への有効な対策として、当社がご提案しているのが、SIR(統計学的在庫管理)です。

SIRは、施設安全点検記録帳(いわゆる「黒本」)に記録された日々の在庫管理データを、第三者の専門アナリストが統計的に分析することで、

  • 地下タンクや埋設配管からの漏えい
  • 計量機や設備の異常・不具合

を早期に発見する支援ツールです。

一度きりの点検ではなく、日々蓄積されるデータをもとに分析を行うことで、異常の兆候を見逃さない仕組みを構築します。

営業を止めずに行える、継続的な「漏えいの点検」

SIRの大きな特長は、営業を継続しながら法定の「漏れの点検」が可能な点です。

従来は、24時間営業の店舗では営業を一時休止しなければ圧力検査などの点検が困難でした。

また、圧力検査などによる「漏れの点検」は、その実施時点で異常がないことを確認するものであり、次回の点検(3年または1年先)まで異常が発生しないことを保証するものではありません。

一方、SIRでは、第三者である専門アナリストが、在庫管理データをもとに客観的な統計分析を毎週継続的に実施します。

このようにSIRは、点での確認ではなく「継続的な監視」を行う仕組みです。

こうした特性から、SIRは平常時の設備管理だけでなく、災害発生後においても迅速に施設の健全性を判断するための有効な手段となります。

SIRを支える、当社の災害対策

SIRは、継続的なデータ分析によって異常を早期に発見できる仕組みです。

そのため、当社では、SIRの価値を最大限に発揮するため、災害時でも分析・監視を止めない体制づくり気象情報を活用したシステム面での強化など、多角的な災害対策に取り組んでいます。

BCP(事業継続計画)対策としての沖縄支部開設

当社では、BCP対策の強化および沖縄エリアでの事業拡大を目的として、沖縄支部を新たに開設しました。

これまで東京を主拠点としつつ、埼玉・金沢・奈良など複数地域への業務分散を進めてきましたが、さらに地理的リスクの分散を図るため沖縄を新たな拠点としました。

沖縄支部は主にSIRアナリストの拠点として機能し、有事の際にも地下タンクの監視・分析を継続できる体制を整えています。

在日米軍基地関連事業の拡大も視野に入れた取り組みです。

気象庁APIを活用したハザード監視システム

災害時の初動対応をさらに強化するため、当社では気象庁APIを活用したハザード監視システムを開発しました。

これにより、

  • 降水量・降雪量・震度などを条件設定
  • 基準超過時に自動検知
  • 災害影響が想定されるサービスステーション(SS)を把握

といったことが可能になりました。

これまでアナリストが個別に調査していた作業を自動化することで、より迅速かつ高精度なSIR分析を実現しています。

安否確認体制の整備

さらに、災害時の人的リスクにも備え、安否確認サービスを全社員で共有しています。

地震発生時にはアラームが自動発報され、全国各地で業務に従事する社員の安否を迅速に確認可能です。

社員の安全を確保することは、結果としてお客様への安定したサービス提供につながります。

災害時でも「安心して任せられる」SIRを目指して

当社は、世界基準のSIR技術を基盤に、災害時でも止まらない監視・分析体制の構築を進めています。

  • 災害後の早期安全確認
  • 営業継続を支える漏えい監視
  • BCP(事業継続計画)を支える分散拠点とIT活用

これからも、安心・安全なインフラ運営を支えるパートナーとして、実効性のある災害対策に取り組んでまいります。

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